白黒るーむ。総合部屋

イラストや遊戯王、その他諸々について記事にしようと思います。

【遊戯王】除外帰還できるライダー、できないライダー【光と闇の竜】

初めましての方も初めましてじゃない方もこんにちは、くろはシノル。です。

世間はクリスマス真っ只中ですね。そんな自分は彼女もいるはずもなく間近に迎える冬コミや来年の仕事に向けての準備やら宣伝イラストやらでそれどころではありません。素でクリスマスというものを忘れていました。(そもそもこの時期にこんなブログ書いてる時点で察しですね。)

 

さてそんな前置きはよくて今回はTwitterでライダーの除外帰還について聞かれたことがあったので詳しく書いていけたらと思います。

 まずこの説明をするにあたりもう1度「光と闇の竜」の効果をおさらいする必要があります。

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効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
このカードは特殊召喚できない。
このカードの属性は「闇」としても扱う。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にする。
この効果でカードの発動を無効にする度に、
このカードの攻撃力と守備力は500ポイントダウンする。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する。
自分フィールド上のカードを全て破壊する。
選択したモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する(wiki引用)

 除外帰還できるかどうかはこのライダーの効果の一番上の一文である

「このカードは特殊召喚できない。」

という文が大きく関わってくることになります。

普段ライダーを使われている方や見慣れている方も皆さんこの効果はご存知かと思いますが今一度おさらいも含めて説明させていただきます。

光と闇の竜が除外帰還できないカード

まず例えばこのカード。「ディメンション・ゲート

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永続罠
このカードの発動時に、自分フィールド上のモンスター1体を選択し、
表側表示でゲームから除外する。
また、相手モンスターの直接攻撃宣言時、
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送る事ができる。
このカードが墓地へ送られた場合、
このカードの効果で除外したモンスターを特殊召喚できる。(wiki引用)

このカードは自分の表側のモンスターを除外し、攻撃された時このカードが墓地へ送られた場合にその除外したモンスターを特殊召喚するカードです。

そうお察しのいい方ならもうお気づきになられたかもしれません。このカードは帰還する際は特殊召喚扱いで除外から帰還します。

つまり先ほど記述した「光と闇の竜」の効果の「このカードは特殊召喚できない。」という制約に引っかかってしまうのです。

なのでこのカードで光と闇の竜を除外するとライダーが特殊召喚できず帰還が不可能になってしまいます。つまり帰還する際に特殊召喚するという一文が書かれているかどうかが重要になります。

他にも例を挙げると「D・D・R」「竜嵐還帰」などが帰還の際に特殊召喚するカードです。これらで「光と闇の竜」を除外し、帰還させることは不可能です。

逆に「ディメンション・ゲート」は「ライトエンド・ドラゴン」「ダークエンド・ドラゴン」とは相性がいいです。

この双子の白黒竜特殊召喚できないという一文がないため素直にステータスリセットが可能です。さらに名称ターン1もついていないので「ダークエンド・ドラゴン」に至っては効果を発動したあとに「ディメンション・ゲート」を発動しなんらかの方法でこのカードを墓地に送れば「ダークエンド・ドラゴン」が帰還しもう一度効果を発動することができます。

さらにエクストラモンスターゾーンも開けれて一石二鳥ですね。

 

光と闇の竜が除外帰還できるカード

では「光と闇の竜」が除外帰還ができるカードが存在するのか。

もちろあります。過去にブログで載せましたこのカード

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そう、「星遺物を巡る戦い」ですね。

このカードのテキストを確認してみましょう。

速攻魔法
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体をエンドフェイズまで除外し、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力は、
このカードを発動するために除外したモンスターのそれぞれの元々の数値分ダウンする

 (wiki引用)

自分フィールド上の表側のモンスターを除外し、相手モンスターの攻守を自分の除外したモンスターの元々の数値分下げるという非常に強力なカードですがこれを 「光と闇の竜」をコストに発動した場合。

まず「星遺物を巡る戦い」を「光と闇の竜」をコストに発動します。(もちろんライダーの効果が生きていれば無効になりますが今回はなしで)そのあと「光と闇の竜」は除外され除外したモンスターの元々の攻撃力分つまり2800/2400のステータス分相手モンスターのステータスを下げます。

その後エンドフェイズ時に帰ってくるのかということですがこのカードの場合は除外から帰還することができます。

理由は先ほどの「このカードは特殊召喚できない。」という一文で「星遺物を巡る戦い」はエンドフェイズ時まで除外と書かれているだけで除外帰還の際は特殊召喚するとは書かれていません。

これらのカードは一時的にカードを除外するで特殊召喚するというより除外したカードを「戻す」という形で帰還する際はその除外した状態つまり表示形式を変更できずそのまま戻ってきます。「異次元隔離マシーンのテキストがわかりやすいかもしれません。

このカードたちは「光と闇の竜」達と相性がよく特殊召喚するではなく除外帰還できるのでステータスのリセットやエスケープなどによく使っています。

 

意外にもこの一時的除外するカードはそこそこ存在しており代表的なカードは「亜空間物質転送装置」ですね。

ほかにも「刻剣の魔術師」「ミス・ケープ・バーバ」「異次元隔離マシーン」「異次元の探求者」など結構あるのでこれから除外帰還で特殊召喚で帰還しないカードが来れば

光と闇の竜」の強化に一役買ってくれるかもしれません。

 

ということで除外帰還の際に「特殊召喚で」戻ってくるのかそれとも「一時的な除外」なのかよく確かめて効果的にライダー達を使ってきましょう。

わからないことがあればTwitterなどで聞いてもらえれば答えれる範囲で答えていきたいと思います。

ではまた ノシ